10月のセッションスケジュールをアップしました。
TOPページのGoogleカレンダーをご参照ください

*パソコンのデスクトップではご覧いただけないようです。スマートフォンやタブレットにてご覧いただけます。

9/6(金) noteに「すてきな在り方」upしました

台風の影響が静岡の方でもあまり耳に入ってきません
何はともあれ、台風はもうしばらくいいにしてほしいですね

9月のスケジュール

noteに「9月のセッションスケジュール」をアップしました。

台風がのろのろ
何も被害なく無事に台風が通過していくことを祈っています。
何はともあれ気温は下がったので暑さに対する警戒モードは解除してもよさそうです。
今の時期に身体をスッキリさせておくことがこの先の季節を心地よく過ごしていくのには大切だという気がします。

改変作業中

ただいま、サイトを工事しています

ブログページだったこちらは「お知らせ」のページとなります。

これまでブログで綴ってきた内容は「note」に移行します。
本日noteに「ゆだねる、生命のはじまりの動き」としてイールドワークについての記事を投稿しました。

現在TOPページのセッションスケジュールのGoogleカレンダーがPCで見ることができなくなっています。スマホでは見られますので申し訳ありませんが、修正されるまでスマホでご確認いただければと思います

イノチグラスを入手してPC作業が楽になりましたが、カレンダーの復旧については現在お手上げです

ご迷惑をおかけいたいたします

8月のセッションスケジュール

米国のPeter Levine博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした、安全で自然なトラウマ療法といわれるSE™(Somatic Experiencing®)のセッションをモニターとして受ける機会に恵まれました。

病院の治療椅子に座って心細くハグを求めていた子供の私の前に現れたのは、両手を広げてわわわっ!と近づいてくる現在の私で、
今の私はいつかの私が「こんな大人がいたらな」と思い描いた大人像を目指した者なのかもしれないなどと思いました

3日ほどできるだけ時間や体力に余裕を持たせて過ごすつもりが2日後からあれよあれよとバタバタしてしまい、デトックス反応と思われるようなこともあったけれど1週間経ち、自分のセッションをしている時、背後に空間が拡がる感覚があった

これは自分にとってとても嬉しい感覚で、よく散歩している時などなんでもない時にその空間を感じています

昨日は土用の丑の日でした
夏の土用は8/6ころまでで
8/5にもうなぎをたべるのだとか😋
立秋も毎日暑い暑いと言っていたら
きっとあっという間

 
身体は常に健やかさへ向かっている

過ぎる季節を追いかけず
ここに訪れる今の瞬間に立ち続けたい

 
 
それにしても暑さは人類初の領域
ひろやかに呼吸しながら
作戦名はしばらく「いのち大事に。」!

7月のスケジュール

クラニオセイクラルの提唱者、ジョン・E・アプレジャー博士は
あなたの中にはもう一人の
「内なるお医者さん」がいると
自然治癒力について
そう表現していたそうです

時にその内なるお医者さんの声は
私たちに直感で語りかけてくることもあれば
身体の無意識の動きとして
伝えてくることもあるのではないかなと思います

頭から軽く触れ仙骨と共に動きが整うことで
頭から背骨、仙骨を包む硬膜の緊張がゆるまり
硬膜の中に流れる栄養たっぷりの脳脊髄液の循環が
改善されてゆく
脳
と脊髄からなる中枢神経のはたらきが
今の自分へ最善に働けるよう
サポートするのが
クラニアルセイクラルのセッションです


 
セッション中
この体内の動きが全て知覚できるわけでは
もちろんありません


眠っていたり意識がどこか遠くへいくような感覚がしたり

みなさんそれぞれです


それぞれがご自分の過ごし方で深く休息しながら

この内なるお医者さんと会っているのでないかなと


段々静けさが深まり柔らかく溶けていくような場を感じながら
思ったりしています

夏至を越え、感じられるところもそうでないところも
変化を迎え

泳げそうなくらいの湿度の中を心地よく過ごすにも
エネルギーが必要

晴耕雨読

身体を動かし耕す
実りを育てる晴れの日と
身体を休め、器と土を手入れし耳を傾ける雨の日
 

(社会的な)人間をやめるプラクティス

本州もついに梅雨入りしたらしい

近頃、湿度が高かったり寒暖差もあるなか夏至も過ぎ、翌日には満月も
体調面、精神面共に”満載”なイメージ

気温も高まり季節は陽の性質が強まる時期
晴れると神経系の働きも過活動、雨が降れば低覚醒でもんやりした怠さを感じて毎日を快適に過ごすことが難しく感じられる方もいらっしゃるのではないかなと思います

眠りに就く前のシンプルなセルフケア

・タッピングタッチ
顔からはじめ、両手の指で軽く顔を中心にトントンと交互にタッチ
段々下の、鎖骨の下や胸や鳩尾(みぞおち)、お臍の周りなどをトントン降りてゆく

私たちの目は日頃受け取る情報のうち8割を超える割合を担って働き続けています
目は脳の一部でありながら、唯一外気に触れる器官でもある
目を休ませるのが脳を休ませることにも。

特に何もしているつもりがない時でも働いているのが皮膚の感覚
今日のがんばる時間は終わったよ、これからの時間は休まる時間
外にアンテナを向け続けたがんばるスイッチをオフにできるんだということを皮膚感覚を通してご自分に伝えてあげてくださいね

・「足上げのポーズ」
仰向けに寝転がり、壁に肩幅くらいに広げた状態の脚を預ける
お尻をできるだけ壁に近づけ、L字に
両腕は肘をゆるめてバンザイ

内臓は私たちの自律神経の今をリアルタイム実況してくれています
内臓が下垂すると機能低下から怠さを感じやすい
上部に戻りやすいようスペースを。足を上げることでむくみの怠さにも

・掌で腎臓を温める
湿度の強い季節に、腎臓をケアするのは大切だと経験からも感じます
東洋思想によると腎が反応しやすい感情は「恐れ・不安」
なかなか安心につながれないような気がする時は、腎の過剰反応が起きているのかも?
腎臓のすぐ上にある副腎からはストレスホルモン「コルチゾール」が分泌される

腎臓は肋骨の終わりのところ、腰の少し上の方
寝るぞう、と布団に仰向けになって布団と身体の間に手を挟んだ状態で腎臓に触れる
じんわり手のぬくもりで腎臓と背中は床の方へ安心して落ち着いていくように感じます

セルフケアをする時には
考えることを意識的にオフに、感じることを意識的にオン

今日あった出来事、明日のやるべきこと、人との会話や自分の頭の中での独り言
そんなあれこれは今だけはいいにして掌や指から伝わってくる感覚、お腹のなか皮膚に生まれた感覚
言葉になる前のもんやりした感覚の中に意識を置く
思考が浮かび上がってくる時はがんばりたい自分がいるんだな、と
「今はいいよ」と声をかけてそっとふんわり、触れる

眠る、という大事な休息の時間は
自分だけの時間

社会的な人間から生き物としての自分を大事にする

引用・荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」

(社会的な)人間をやめるぞ!

そんな意気込みで今夜もぐっすりお休みくださいね

リ・アニメーション

しずおかにてテオ・ヤンセン展にいってきました。

テオ・ヤンセンはオランダの物理学出身のアーティスト
こちらの王蟲みたいないきものは「ストランド・ビースト(砂浜の生命体)」

毎年6月~9月にこのストランドビーストはオランダの浜辺に出没するそうです。

この展示で、実際に飼育員さんがストランドビーストの世話をして動くのを見せてくれたり、自分でビーストに触れて一緒に動くのを体験できたりしました
GW期間中には、自然豊かな山の中にあるこの美術館では、敷地内の公園でストランドビーストが動くのを見ることができたようです
繊細だけれどちからづよく、一本一本の足が連なって動く様子や、インタビュー映像で見れるわくわくきらきらした優しいテオの表情

サクラダ・ファミリアを建造したアントニ・ガウディが
「芸術におけるすべての回答は 偉大なる自然の中にすべて出ている。 ただ私たちは、その偉大な教科書を 紐解いていくだけだ」と言ったように、アートでは自然の中にある生命を人の認識できる形に抽出し直すことを試みられる

テオはプラスティックチューブや結束バンドを用いて、浜辺で風と共に息づくビーストという生命を生み出しています

そこには自然との高純度な生命との対話があるのではないか

 

 

アートは今自分がいるところとは別のフェーズの景色を垣間見せてくれる

自分の立つ今にその見えた景色が滲んでいくのを感じている

やらなければならないこと、自分だけのことではないことをしなくてはならない時もある

その中にいる自分の心や身体の立ち位置を少し変えてみる

見える景色が少し変わったら

胸の中に芽生えた小さなわくわくを育てていける

そんな一歩を歩むことが自分もできるかもしれないと思わせてくれる力がアートにはあるのかもしれません

一歩一歩、外からは見えない歩みでも

歩んでいきたいなあと思うし、そう生きている人の姿は美しいと思います

 

 

セッションの時
受け手の方の生命の響きを感じることができる時、私自身も生命が開くような感覚になります
その感覚の中にいると、セッションは静かに充足感が満ちた空間の中で、スムーズな流れに乗って始まり終わっていくように思います
生命と生命が響きあって開いている空間の中では、社会人として、常識とは~などプラクティショナー(実践者)もセッションを受けてくださる方も普段していることや考えていることはいいにして

忙しく働く思考はオフに。ただ自分を感じる時間を。

人と人がぎゅっと暮らす街の中では、なんだかそんな時間を過ごすことはとても大切なんじゃないかと思います

テオ・ヤンセン展ではそんなことを改めて感じました

フォースと共に

6月に入り、蒸し蒸しとした天気が増えてきました。初夏らしい清々しい空が見える時には思いっきり背中を伸ばす。

先日、心理士の吉里恒昭さんと半澤久恵さんのバウンダリーについての講座を受講しました。
バウンダリー(境界線)をポリヴェーガル理論を用いて解説、その活かし方についてお話しされていて話の内容とお二人の穏やかにお話しされる様子に、改めてバウンダリーを守ることは冷たいことや堅苦しいことではなく、自分と相手を守り、信頼関係を育てていくのに大切な認識なのだと感じました。

ポリヴェーガル理論は哺乳類の神経系の進化と社会的な行動とを結びつけたステファン・W・ポージェス氏の新しい自律神経についての理論です。

私もまだまだ理解しきれていない理論ですが、自律神経は交感神経系・腹側迷走神経複合体・背側迷走神経複合体の3つから成るという理論とのことです。

神経系のどの部分が優位になっているかどうかで今、自分の状態が「過覚醒」「心地よい」「低覚醒」のいずれに近いのか、自己理解と自己受容の助けになりそうです。

講座の復習をしながら吉里さんの作られた資料を見て私も見様見真似で神経系の働きからみた3つの状態を作ってみました。
そしてセルフチェックによく見返しています。

お天気によっても自律神経はその影響を受けています。

漢方では今の湿度の高い季節は身体に「水」が停滞することで「湿邪」が溜まり、身体が重たく感じたり、頭痛やめまいを生じやすくなるとのこと。

私は湿気にはとりわけ注意とケアが怠れないのですが、夏生まれの水の巡りが体調を左右する体質であることに加え、持病により湿邪がより溜まりやすくなっているのかもしれません。

そんな体調の背景なども含めてまんまる一つの私・あなたという身体。
今日のあなたは「過覚醒」「心地よい」「低覚醒」のどれが一番近く感じますか?

過覚醒の元気!活発!でスイスイいく時はそれが外と内がちょうど良いバランス
だけど、それがちょっと行き過ぎていたり自分にしっくりこない時は、クールダウンして「心地よい」に戻っていく。

だるいし重いし動きたくない。「低覚醒」のときは背中が固まり閉じこもりの姿勢。
危機が去ったら背中をゆるめて「心地よい」へ浮上していく。

この循環のケアを始めたばかりの、各コンディションの振り幅が大きい時期のイメージは私の中では漫画家・羽海野チカさんの描かれたこのシーンが近いかもしれません。

引用:「3月のライオン」羽海野チカ

ケアを続けていくうちに大きな波が小さな波になっていく。
いつの間にか「心地よい」の領域が育って大きくなっていく。
「心地よい」の領域と共に育ったのは自分自身と仲良くする力。

今日もいっぱいがんばりました、とご自分に声をかけてあげてくださいね

肩をぽんぽんと叩いて、時には抱きしめて。

眠る時には心にも身体にも1ミリでも多い「心地よい」に包まれておやすみなさい

今日も1日お疲れさまでした