8月のセッションスケジュール

米国のPeter Levine博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした、安全で自然なトラウマ療法といわれるSE™(Somatic Experiencing®)のセッションをモニターとして受ける機会に恵まれました。

病院の治療椅子に座って心細くハグを求めていた子供の私の前に現れたのは、両手を広げてわわわっ!と近づいてくる現在の私で、
今の私はいつかの私が「こんな大人がいたらな」と思い描いた大人像を目指した者なのかもしれないなどと思いました

3日ほどできるだけ時間や体力に余裕を持たせて過ごすつもりが2日後からあれよあれよとバタバタしてしまい、デトックス反応と思われるようなこともあったけれど1週間経ち、自分のセッションをしている時、背後に空間が拡がる感覚があった

これは自分にとってとても嬉しい感覚で、よく散歩している時などなんでもない時にその空間を感じています

昨日は土用の丑の日でした
夏の土用は8/6ころまでで
8/5にもうなぎをたべるのだとか😋
立秋も毎日暑い暑いと言っていたら
きっとあっという間

 
身体は常に健やかさへ向かっている

過ぎる季節を追いかけず
ここに訪れる今の瞬間に立ち続けたい

 
 
それにしても暑さは人類初の領域
ひろやかに呼吸しながら
作戦名はしばらく「いのち大事に。」!

7月のスケジュール

クラニオセイクラルの提唱者、ジョン・E・アプレジャー博士は
あなたの中にはもう一人の
「内なるお医者さん」がいると
自然治癒力について
そう表現していたそうです

時にその内なるお医者さんの声は
私たちに直感で語りかけてくることもあれば
身体の無意識の動きとして
伝えてくることもあるのではないかなと思います

頭から軽く触れ仙骨と共に動きが整うことで
頭から背骨、仙骨を包む硬膜の緊張がゆるまり
硬膜の中に流れる栄養たっぷりの脳脊髄液の循環が
改善されてゆく
脳
と脊髄からなる中枢神経のはたらきが
今の自分へ最善に働けるよう
サポートするのが
クラニアルセイクラルのセッションです


 
セッション中
この体内の動きが全て知覚できるわけでは
もちろんありません


眠っていたり意識がどこか遠くへいくような感覚がしたり

みなさんそれぞれです


それぞれがご自分の過ごし方で深く休息しながら

この内なるお医者さんと会っているのでないかなと


段々静けさが深まり柔らかく溶けていくような場を感じながら
思ったりしています

夏至を越え、感じられるところもそうでないところも
変化を迎え

泳げそうなくらいの湿度の中を心地よく過ごすにも
エネルギーが必要

晴耕雨読

身体を動かし耕す
実りを育てる晴れの日と
身体を休め、器と土を手入れし耳を傾ける雨の日
 

6月のスケジュール

一年に一度、日本にきたタイミングでメッセージをくれる友人がいます
昨夜、メッセージがきてもう1年経ったのだと思い出す
お互いに会いたいのだけれど、タイミング合わずにいつもメッセージでお互いの近況、身体や心について近頃思うことなどを送り合う

やりとりしながら思い出すのは、彼同様今はもうなかなか会うことのない人たちとの「筋膜」を介して出会った未知の数々への探究の日々
思い出の中では、実際そんな機会は少なかったはずなのにみんなで肩を組み顔を寄せ思いきり笑っている

それぞれの道で活躍している彼らの姿を時折見かけ、応援の気持ちを送りながらそっと襟を正す

次はフランスへ旅立つという友人に、日本にWuotai osteo danceという素晴らしいメソッドを橋渡ししてくれたお礼を伝えた

Wuotaiから出会った筋膜へのアプローチ、そこから次々と扉が開いて私はやっと自分自身と出会うことができ始めた

「こうあるべき」の正論や何かにならなくてはならない脅迫じみた観念の枠の外、
「ただここに居る」その静かな心地よさを自分にも人にも許すことができる

どうぞ、この先の道が穏やかなものであることを
笑顔を汲み交わす出会いの多きことを
あなたの歩いた後に新しい種が芽吹くことを
胸いっぱいの祈りと共にHave a great trip!を送る

6月のセッションスケジュールです
もう一年の半分
湿度に負けず、カラッと笑って過ごせますよう

5月のスケジュール

もう5月!

春の到来を喜んでいたら小雨続く名古屋です。
暑くも寒くもなく、少し時間の過ぎるのが延びそうなこんなお天気もよきですが、気圧の変化に体調が左右されることも。
気圧の変動による体調の変化は、体内の水の巡りに大きく関わるところがありそうです。


「自分の身の丈に合うこと」という曖昧だけれど割と日常を過ごす上で大事にしておくとよいこと。
できるから、ということが自分に合っている訳ではなく、できないから、身の丈にあっていないわけではない。
「もうできるから」このプロセスは自分にとっては終わっていることであったり、「まだできないから」そこに挑戦していくことが必要だったりするのではないかなと。
そこを思い違いして、挑戦することをやめてもう過ぎたところに安住しようとすれば滞りが生まれ、挑戦しただけでできた気になっていたら出会うはずだった何かとすれ違ってしまうように思います。

今、自分が立っている場と自分の感覚と。不安や期待、様々に生まれてくる感情やらあれこれは蓋をせずに見つつそばに置いておく。
その上で明るい光が必ずどこかに差しているのだから、そこに向けてパワーを注入していく。
できたら、何かが生まれ育ってゆけるような土と太陽とひろやかな空気が共にあるよう祈りながら。

そこでの身体のアンテナを信頼しています。
なんだか身体が反応して、それは警戒の動きだったり身体の周りに空間が生まれて呼吸が楽になる動きかもしれない。

そこに頭で考える理由はあまり当てにならないな、と思います。


「なんとなく」
それが力強い身体からのメッセージ

春から動き出したいろいろが新緑の力を借りてまた拡がり育ってゆかれますように。

4月のセッションスケジュール(日程に変更がありました4/5)

変化の時、生命の力強い息吹を感じる時期

ご自身の進みたい方向へ
身体と心の向く方向を確かめることにも、
深い休息を得ることは有用かと思います。

その機会にセッションをご活用ください

4月のセッションのご予約を承っております

この春で静岡と名古屋の二拠点活動を始めて1年が過ぎました

常に自分に立ち返り続けることができたのは

あたたかく関わり応援してくださった方々のおかげだと思っています

ありがとうございます

3月のスケジュール/真菰蒸し

昨年、まだ夏の日差しの気配の濃い9月のはじめに、八ヶ岳の麓で発酵真菰(まこも)風呂に入る機会に恵まれました。数ヶ月追い焚きを続け発酵した湯船は真っ黒。
こわごわ浸かってみると、たちまち身体中の筋膜がゆるっとゆるまり、思考は止まり湯船に浮かぶはただいい塩梅ただそれのみ。
それは濃い温泉の源泉に浸かったような、丁寧に醸された藍の甕の中に布と一緒に手も染まるまで浸していた時のような、そんなほぐれを忘れがたく思っていました。

 

静岡でのセッションメニューに新しく「真菰(まこも)蒸し」が加わります

縄文時代から日本に生息するとされる真菰は、古くからお歯黒や眉墨の墨の原料として日常の中で肌につけるものとして愛用され、また「神、宿る草」として出雲大社のしめ縄に使われるなど、日本人の暮らしの中、精神性の中と深く関わってきた植物です。
真菰の持つ枯草菌の一種であるマコモ菌は強力な浄化力と生物の免疫力を高める力を持つとされます。

私たちの普段自分だと認識している身体は、目に見ることのできる皮膚に包まれたボディ単体を示すわけではありません。
エネルギーの面からでもバイオロジカルの面からでもいくつもの層を成しています。
その中で日常的に認識しやすく関わりやすい、そしてダイレクトに体調に関係してくるのが微生物たちの存在のように思います。

私たちの身体には100兆個を超える数の微生物が常在菌として存在していて、これは人の細胞の約37兆個よりも多いとされています。

私たちは菌と共に生命を営んでいると言えます。
その菌たちが今日もご機嫌であるといいなと想いながら菌活を暮らしに取り入れていると、体調を崩した時は台所に見かけないカビがあったりなんだか空気がザラザラしているように感じたりすることに気付きます。

元気に心が静かな時、空間は穏やかに光も優しく入ってくるように感じるのは菌たちの働きによるものでもあります。

真菰蒸しをいろいろな材料、環境で実験してみました。
自らを実験台として喜んで身体を捧げていたのですが、蒸したその日から翌日は鼻歌を歌いながら時には踊りながら動き回っている私がいました

 

健やかさ、ということを考える時
身体に取り入れたものを咀嚼し吸収する消化力と、不要なものは排出することのできる「入れる、出す」のバランスと、
決して痛みをなかったことにしない病気にならないタフネスな強さ、というよりも
怪我や病気をリセットするきっかけにできる柔軟さに健やかさは宿るように思います

 

心地よい菌を纏うこと
それは身の周りの空間を心地のよい親しいものに
柔らかな光を纏うようなことのように思います

 

真菰蒸しは30分のハーブテント、ハーブティを飲みながらゆっくり休憩の30分を1セットの組み合わせです。
身体を芯から温めながら真菰菌をご機嫌菌として迎え入れられてみてください。

真菰蒸しをした後に、真菰菌の優しい空間の中でのクラニオなどのソマティックなセッションもおすすめです。

 

3月もよろしくお願いいたします

春うららな身体づくり、身体も陽気に
生命力溢れる季節がやってきますね

2月のセッションスケジュール


気温差は激しいですが、冷たい風の匂いに時折春の香りが微かに垣間感じるこの頃。
2月もセッションにてお会いできるのを楽しみにしています。

 

共鳴テンセグリティ®︎32本タイプを拝借して味変実験。

プーアール茶は渋みがまろやかに、コーヒーは酸味が軽くなったように感じます。

岐阜のお土産でいただいた登り鮎は身を3つにわけて3段階で試行。
どの部位も美味しかったです。

セッションでは喘息傾向のある方の咳が収まりました。すっきりした、との一言をいただきました。

本年もありがとうございました

28日、年末年始に読む本を図書館でしこたま借りて、そばのカフェでこれを書いています。

みなさまにとって今年はどんな一年でしたでしょうか。

計画通り!という方も、いつもと変わらない例年通りと少しぼんやりな気持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

昨年の今頃、私は大海原を前にしてその波打ち際にやっとたどり着いたような気持ちになっていました。
この目の前の大海へこれから飛び込んで思い切り泳ぐことに気持ちを大きく膨らませていました。

初めての海の中で今までと違った泳ぎ方で進んでいく真っ只中にあると、もしかしたら自分はもがいているだけで泳いでいるなんて考えられない時もあるかもしれません。

思い切り泳いで、疲れたら手足を動かすのをやめて海面にぽっかり浮かんで流れる雲を眺めていました。そしてまた泳いでみる。ゆっくりだったり思いっきりだったり。ただ途切れずにそこで息をして、居続ける。

それは生活をしていた、生きていたということだなあと思います。

静岡と名古屋を月に2回行ったり来たりしながらセッションをさせていただきました。
どこに身を置いても身体があり、心があり、関わりがありました。
毎日の呼吸の中にsoma(生きている身体)への気づきがありました。

カウンセリングや心理療法の有用性を高めるための身体の器を広げ育てていく身体づくりとしてのボディワーク、という視座をクライアントさんからいただきました。

とてもとてもありがたいことだと思います。

実は23日に膝を捻ってしまいました。
まだまだある仕事も再振り分け、周りの方々や絶妙な加減で現れる采配に助けてもらい予想外のところから年末のギフトをいただいたようでした。
これからも身体をやっていこう。

今年も一年触れさせていただきましてありがとうございました。
新しい年もみなさまに心地よい光がたくさん降り注ぎますように!

 

2024年1月のセッションスケジュールです。

2023.12.28 SOMATTICA 店主 中川

12月のセッション

12月のセッションスケジュール

静岡セッションの曜日が木・金・土曜になります。
春に二拠点活動を始めさせていただいて、変わらずセッションのリクエストをいただけること、心より感謝申し上げます。

その人がその人らしくいられるように、正しさを押しつけず、その人の中にその人らしくいられない何かがあるとしたら、その何かがあってもなくても大丈夫なのだと感じる体験を経ていく様を、そばで丈夫に見守ることができますように。


つらい急性な痛みなどに対処は必要ですがその成果のゴールはスタートであり、その身体で生きる生活はその先もずっと続きます。

小休止はあっても私たちはずっとプロセスの中を歩み続けていきます。

みなさまの花が咲き、萎んだ花から実がなる繰り返しの今ココを、未熟ながら見守らせていただけましたら嬉しく思います。

暖かくなったり急に冷えたり。その時々のご自分の身体と心へのちょうどよい心地よさを選択なさってください。

日々訪れる最善の計らいを受け取られますように!

11月の予定

静岡と名古屋を行ったり来たりの二拠点活動。
おかげさまで春にはじめてから半年が過ぎました。

どうなっていくのかわからないまま始めた二拠点生活。
移動をするということでその先で出会う人たちが変わる、食べ物や水の違いを楽しむ。

その先々で自分の感覚や思考、そんなものの輪郭がはっきりとしていく。

私は私のまま、今いる未知と出会っていきながら、育っていく自分に会っているのだとおもいます。

「丁寧に生きる」ということにこの仕事を始めた最初の頃、心がけていました。

当時は所作をゆっくり、手作り、量より質で、、、などなど思っていたのように思います。

今のところは身体の声に耳を傾けながら、自分と心地よく過ごすことで自然と「丁寧に生きる」所作や方法、選択の幅が生まれてくるように感じています。

そんな試みの一つとしてnoteを始めました。

 

 

11月の静岡セッションスケジュールはほんの少し変則的になっています。祝日もありますね。
静かな空間から外の賑やかなさざめきを眺める、そんな休日の過ごし方もおすすめです。

名古屋は掲載スケジュール以外にもセッション枠をご用意することができる時があります。その時にはGoogleカレンダーを更新しています。
ご要望もお聴きしています。